更年期以降こそ、膣をケアする。触れることから始める「本当の若返り」

sasash

「もう年齢だから仕方ない」
「パートナーとの性交渉もなくなったし、今さら膣をケアする必要なんてない」

更年期を迎えた頃から、そんなふうに思う女性もいるのではないでしょうか。

でも、本当にそうでしょうか?

私は、更年期以降だからこそ、デリケートゾーンや膣のケアを大切にしてほしいと思っています。

なぜなら、膣もデリケートゾーンも、もちろん身体の一部だからです。

顔には化粧水や美容液を使い、身体にはマッサージをする。それなのに、デリケートゾーンには何もしない。

それは、少しもったいないことなのかもしれません。

更年期以降、膣にも変化が起こります

更年期以降は、女性ホルモンの減少によって、デリケートゾーンや膣にも変化が起こりやすくなります。

乾燥しやすくなったり、粘膜が薄くなったり、血流が低下したり。以前は気にならなかった違和感や、性交渉の際の痛みを感じるようになる方もいます。

だからこそ、これからの年代は「膣もケアする」という意識を持ってほしいのです。

「もう性交渉がないから、膣ケアは必要ない」と思っていませんか?

更年期以降の女性から、こんな声を聞くことがあります。

「もうパートナーとの性交渉もないし、今さら膣をケアする必要なんてないと思う」

でも、膣ケアは決して「性交渉のためだけ」に行うものではありません。

美容面だけでなく、これからの身体の健康を守るためにも大切なケアです。

更年期以降は女性ホルモンの減少によって、膣や外陰部のうるおいが減り、粘膜やその周辺の環境にも変化が起こります。

乾燥や柔軟性の低下だけでなく、膣や尿道周辺の環境が変化することで、尿路感染症や膣の炎症などのトラブルが起こりやすくなることもあります。

「最近、トイレが近い」
「排尿するときに違和感がある」
「デリケートゾーンがヒリヒリする」
「以前とニオイが変わってきた」

こうした変化も、「年齢のせいだから仕方ない」と、そのままにしてしまわないでほしいのです。

例えば、口の中も乾燥すると、唾液による自浄作用が低下して、口臭が気になることがありますよね。

デリケートゾーンも同じように、うるおいが保たれていることは、その環境を健やかに保つうえで大切な要素のひとつです。

だから、膣ケアは「女性として楽しむため」だけのものではありません。

これから先も、自分の身体を心地よく、健やかに保つためのケア。性交渉がある・ないに関係なく、知っておいてほしいケアなのです。

膣も、触れてケアしていい

膣やデリケートゾーンのケアというと、特別なことのように感じるかもしれません。

でも、まずは自分の身体にやさしく触れてあげることから始めてみてください。

自分の指で、特に硬さを感じやすい膣口周辺などに、オイルなどでうるおいを与えながら、痛みのない範囲でやさしく触れてケアする。

指ではお手入れしにくい方は、セルフケア用のダイレーターなど、専用の器具を取り入れる方法もあります。

大切なのは、無理に押したり、痛みを我慢したりすることではありません。

気持ちよく、心地よく、自分の身体と向き合うこと。それが、これからの自分の身体を大切にする第一歩です。

更年期前から始めれば、柔軟さを保つケアにも

膣やその周辺の変化は、更年期になって突然始まるわけではありません。

女性ホルモンが少しずつ変化していく前から、日頃からやさしく触れたり、うるおいを与えたりしてケアしておくことは、柔軟な状態を保つことにつながります。

「まだ何も困っていないから」と後回しにせず、更年期を迎える前から、自分の身体をケアする習慣を持っておく。

それは、これからの自分への大切な準備になると思います。

でも、もう硬くなってしまったら遅い?

そんなことはありません。

実は私自身、更年期の真っただ中に、デリケートゾーンの変化を感じたひとりです。

以前とは明らかに違う硬さを感じて、「私の身体も、こうやって変わっていくんだ」と実感しました。

でも、そこで諦めませんでした。

毎日のセルフケアをコツコツ続けながら、時にはプロの手も借りて、自分の身体と向き合ってきました。

そして少しずつ変化を感じるようになり、今では自分でも「ふわふわに戻ったな」と感じています。

もちろん、身体の変化には個人差があります。

でも、私自身の経験からも、

「一度硬くなったら、もう戻らない」
「更年期だから仕方ない」

と諦めてしまう必要はないと思っています。

早くから始められるなら、それに越したことはありません。でも、もしすでに変化を感じているなら、そこから始めればいいのです。

セルフケアでは届きにくいところも

自分でできるケアには限界があります。

特に膣の内側など、自分では触れにくい部分まで含めて、より丁寧にケアしたい方には、プロによるフェムケア施術という選択肢もあります。

セルフケアとプロのケア。どちらか一方ではなく、そのときの自分の状態に合わせて取り入れていけばいいのです。

私のフェムケア施術でも、デリケートゾーンだけを見るのではなく、骨盤周りなども含めて、身体全体の巡りを考えながらケアしています。

お手入れすれば、身体はちゃんと応えてくれる?

これは、更年期以降の女性に伝えたいことのひとつです。

もちろん、すべての人が同じように変化するわけではありません。

でも、やさしく触れる、温める、うるおいを与える、動かす。

そんな小さなケアを続けることで、血流や柔軟性などに変化を感じる方もいます。

そして、性交渉もそのひとつです。

性交渉をしなければいけない、という意味ではありません。パートナーがいなくても、自分自身で触れてあげることはできます。

自分の身体を「もう終わり」と決めつけず、大切に扱ってあげること。

それが何より大切なのだと思います。

私が思う、本当の「若返り」

私自身、フェムケアを続けるようになってから、デリケートゾーンだけではなく、肌のうるおいやハリ、顔の表情まで変わってきたように感じています。

身体の一部分だけをケアするのではなく、自分の身体全体に意識を向けるようになったことも、大きいのかもしれません。

もちろん、膣のケアだけで肌が若返ると断定することはできません。

でも、自分の身体を丁寧に扱う習慣を持つことは、年齢を重ねる女性にとって、とても大切なことだと私は思っています。

シワが減った。
肌がきれいになった。
体型が若い頃に戻った。

それも、うれしい「若返り」です。

でも、

自分の身体を自分で大切にできること。
身体の変化を感じられること。
女性としての自分を、もう一度楽しめること。

それも、本当の意味での若返りなのではないでしょうか。

更年期を過ぎたからといって、終わりではありません。

むしろ、これからの人生を心地よく過ごすために、今まで後回しにしてきた自分の身体と向き合うタイミングなのかもしれません。

何歳からでも、身体はケアしてあげられます。

私自身が更年期の変化を経験し、そこから毎日のセルフケアとプロの手を借りながら身体と向き合ってきたからこそ、今、同じ世代の女性に伝えたいのです。

「もう遅い」なんてことはありません。

自分の身体に触れて、変化を感じて、大切にしてあげる。

それは年齢に逆らうことではなく、これからの自分をもっと心地よく生きるためのケア。

私は、それこそが「本当の若返り」だと思っています。

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