40代・50代から始めたい骨盤底筋群のケア。60代からでも遅くない
更年期を迎えると、女性ホルモンの分泌量が大きく変化します。
「今までとは、なんだか身体が違う」
「以前より疲れやすくなった」
「身体の冷えを感じるようになった」
「尿もれが気になり始めた」
そんな変化を感じる方も少なくありません。
では、女性ホルモンが減っていく時期を迎えた私たちは、これからどうしたらよいのでしょうか。
私は、ホルモンの変化をただ心配するのではなく、今の自分の身体を心地よく保つためのケアを取り入れていくことが大切だと思っています。
そのひとつが、フェムケアです。
骨盤底筋群を知っていますか?
「骨盤底筋群」とは、骨盤の底にある筋肉の集まりです。
膀胱や子宮、直腸などの骨盤内にある臓器を下から支え、排尿や排便などにも関わっています。
年齢を重ねるにつれて、
「咳やくしゃみをしたときに尿がもれる」
「以前よりトイレが近くなった気がする」
「骨盤周りに力が入りにくい」
といった変化が気になり始める方もいます。
「私はまだ大丈夫」と思っている方も、これから先も自分の身体を心地よく使っていくために、骨盤底筋群へ意識を向けてみてはいかがでしょうか。
骨盤底筋群は、鍛えるだけでいい?
骨盤底筋群というと、「とにかく鍛えればいい」と思われがちです。
もちろん、適切に筋肉を動かすことは大切です。
しかし私は、力を入れることだけでなく、必要なときにきちんとゆるめられることも大切だと考えています。
身体に力が入り続けていると、骨盤周りも緊張しやすくなります。大切なのは、力を入れたり、ゆるめたりできること。
呼吸や姿勢、股関節の動きなど、身体全体とのつながりを感じながら骨盤周りをケアしていくことが大切です。
Aromafem Beautyで行っているフェムケア
フェムケアには、セルフケアから施術まで、さまざまな方法があります。
Aromafem Beautyの仲間が行っている施術では、身体の状態を確認しながら、内側から骨盤底筋群へやさしく働きかけていきます。
施術を受けた方からは、
「股関節周りが動かしやすくなった」
「脚が軽く感じる」
「いつもとは身体の感覚が違う」
といったご感想をいただくことがあります。
また、施術後に「お腹や骨盤周りがぽかぽかするように感じた」とお話しくださる方もいます。
感じ方や変化には個人差がありますが、骨盤周りをケアすることで、普段は意識していなかった身体の感覚に気づくこともあります。
身体は、一つひとつが独立しているわけではありません。
骨盤底筋群、股関節、脚、お腹、背中、そして呼吸。すべてがつながりながら、私たちの身体を支えています。
更年期だからこそ、身体全体を整えていく
女性ホルモンは、年齢とともに変化していきます。
だからといって、女性ホルモンが減ることばかりを気にして過ごす必要はありません。
大切なのは、今の自分の身体に合ったケアを少しずつ取り入れることです。
- 身体を冷やしすぎない
- 無理のない範囲で身体を動かす
- 食生活を見直す
- 睡眠と休息を大切にする
- 骨盤底筋群をケアする
- デリケートゾーンのうるおいを保つ
- 自分の身体の変化に気づく
こうした小さな習慣を積み重ねることで、更年期に感じるさまざまな変化とも、上手につき合いやすくなるのではないでしょうか。
もちろん、更年期の症状や身体の感じ方には個人差があります。
フェムケアをすれば、すべての不調がなくなるわけではありません。つらい症状や尿もれなどが続く場合には、我慢せず医療機関へ相談することも大切です。
そのうえで、自分の身体を知り、今できることから整えていく。
それも、これからの自分を心地よく過ごすための一つの方法だと思っています。
フェムケアは、何歳からでも始められる
私自身、若い頃から身体を大切にしてきたわけではありません。
フェムケアを知ったのも、更年期を迎えてからでした。
そこから少しずつ身体について学び、生活習慣や食生活を見直し、自分の身体と向き合うようになりました。
そして今では、若い頃よりもエネルギッシュに動けていると感じています。
だからこそ、お伝えしたいのです。
40代からでも、50代からでも、60代からでも遅くありません。
フェムケアは、何か症状が出てから始めるものだけではありません。
これからも自分の身体を心地よく使いながら、健やかに年齢を重ねていくためのケアでもあります。
「もっと早く知っていればよかった」
そう思うこともあるかもしれません。
でも、いちばん早く始められる日は、知った今日です。
自分の身体を知り、自分の手でいたわる。
そんな習慣を、今日から少しずつ始めてみませんか?